比田勝港 20021.10.01
なんと私は”ホワイトハウス”に泊まったのです
白亜の殿堂はさぞ美しかろうと思いきやフツーの宿でしたけど
お遍路経験のある女将さんがとてもよい人で、忘れ物を
わざわざ高知まで送り届けてくれました
四国遍路で高知も歩いた
長い道のりを自分の足で歩くのは大変だろうと思っていたが
毎日歩いていると体が慣れて楽になる、ご飯がすすむ
八十八カ所目にたどり着いたら物足りない気がした等々
「高知のカツオは美味しかったです」というリップサービスを含め
宿で伺ったあれやこれやを思い起こしながら、礼状に
対馬は海も森も美しい島ですが
海水浴場に打ち寄せられたプラゴミの山が残念でした
いつの日か韓国側にも呼び掛けて
日韓ゴミ拾いキャンペーンを張ってくれたら
応援に行きますと書きました
海岸の清掃作業は町をあげてやっているそうですが、
やってもやっても追いつかないのだそうです。
漫画家でもある女将さんは
ビーチコーミングが趣味らしく
玄関脇に波がつくる流木の芸術が置かれ
泊まり客の目を愉しませてくれます
島崎藤村作「椰子の実」の情緒ゆたかな歌は
定時放送のテーマ曲でもあります
渚の漂流物が「流れ寄る椰子の実」だったり
ビンに詰めた手紙だったりすると愉しいけれど
朽ち果てた石油製品の残存物では
絵にも歌にもなりまへん~~!
椰子の実の歌
https://www.youtube.com/watch?v=MJGEwKWgMAk
20021.12.02記 つづく