ひとり旅 220419 ロシア編(10  Country roads, take me home  おいらの船は300トン コロナ サハリン2

 

 

 

職場にいたころアメリカから来た青年がぼくの隣に席をかまえました。生まれはWest Virginia州というからJohn DenverのCountry Roadsが連想され「おれも知ってるぜ」って言ったらニヤと笑って親指を立てました。

 

Country roads, take me home
To the place I belong
West Virginia, Mountain Mamma
Take me home, country road

 

カントリーロード 故郷へ連れて行け
僕が居るべきあの場所に
ウェストバージニア 母なる山
故郷へ導け カントリーロード

 

 

John Denver 訳詞ともネットより

 

世界のどこで生まれても

79億の人々には79億とおりの故郷があります

ネットの書き込みを見ていると

故郷を思う人の心はみな同じだなと思いました

 

This song is not about people that left West Virginia only. It is about everyone that left back their home, their family, friends and the place where they spend their childhood.

I am not from West Virginia but this song speaks directly to my heart. What a diamond...

 

Take me home, Country Roads

  



ひるがえって高知のCountry Roadsは何だろうと考えるとき、寄っちょれよ♪の「よさこい鳴子踊り」はありますが、ふとした拍子に祭りの歌が職場で口をついたりすると仕事ぶりを疑われそうだし^^! わが古里の「宿毛音頭」ときたらローカルすぎて人前ではちょっとナなのです。

 

しかしマグロ船のふるさと室戸市の「おいらの船は300トン」は素晴らしいです。手拍子に合わせて歌われる「むかし親父も来て働いた」「海はみどりのインド洋」なんて文句にはうなりますね。時間と空間をさらりと日常語で言い切った船乗りの歌です。初めて聴いたとき詩ってこれだと目からウロコの思いでした。

 

長い航海のあと大漁旗をなびかせて故郷の土を踏み、ドヤ顔でマイクを握ったおっさんのダミ声がよく似合います。カウンターの向こうで笑顔のママも拍手をくれるでしょう。Country roadsのようにしんとした情緒を明るくうたう歌ではありませんが、今となっては寂れた港町から離れて暮らす人たちに帰るべき故郷を指し示す悲しい歌でもあります。

 

 

室戸岬 ネットより

 

春爛漫の4月5月に

大海原と照葉樹の森に挟まれた道を

バイクで走るとサイコーの気分です

 

ちょこっと地質学をおベンキョして

ここ室戸が恐ろしい速度で隆起する

世界ジオパークであることを知ると

見えないものまで見えてきます

 

岬の西岸を徳島方面へ向かっていると

捕鯨船のふるさと和歌山県太地町

海岸風景に似ていることに気づきました

マグロ船のふるさと室戸市太地町とならぶ

クジラ船のふるさとでもありました

 

おいらの船は300トン

https://www.youtube.com/watch?v=TQETA-_fCW8

 

2022.04.19記 つづく

 

 

 

 

 

<2022年の現在史>

コロナ「2類相当→5類」指定に見直しへ、岸田首相が決断

DIAMOND ONLINE 2022.04.09 6:01配信

 

今更感はありますが、やっと動きそうです

ネット上の発言さえ封じられた井上正康医師は2年前から「2類を5類」に移せばコロナ対策は完了すると説いてきました。その後の動きはほぼ氏の予想通りに推移しています。▼ウチで働いている方が一昨日3度目のワクチンを打ち、予定通り発熱して(~~ 昨日は仕事を休みました。これまた発熱と肩痛で仕事を休んだ別の方は「4度目はえいワ」とのこと。かしこいお母さんは「あたしは元から打ってません」とおっしゃいます。

 

トランプ前大統領に「中国ウイルス」と呼ばれた本家本元の上海2000万人都市が今ロックダウンされています。おそらく朝日もNHKも伝えないニュースかと思われますが、ネットでは大変な騒ぎです。で感染の実態はといえば、蚊に食われたていどのことだから、かの国はいったい何をやってんだろと考え込んでいたところ、どうやら権力闘争の一環のようですね。主席がゼロコロナと語ったからには感染(陽性)者はゼロでなければならない。神をもたない国ではトップの口からもれた言葉が神にかわるお告げであり、そのコロナ原理主義を利用し、権力をめぐって丁々発止なのかどうか、よく分かりません。

 

一方わが国トップは、体を揺らし、頼りなげに原稿を読むのが常ですが、だらだらとした仕事ぶりを点検すると、結果として、やっとんちゃうかと思うこともあります。ロシアに制裁を加えながらも天然ガスのサハリン2から「撤退せず」2022.03.31との方針を出しました。灰色の海を泳ぎながら概ね正しい方向へ国を導くのが政治なので100点はありません。でも紙の新聞を見てオヤと思うことが度々あります。