ひとり旅 220127 China編 (4 カイバル峠⇒カラコルム 石鎚山 槍ヶ岳 コロナ
たまぁにもらうコメントの中に北タイの友人から「カイバル峠は通りません。カラコルムハイウェイ、標高4600メートルです」とありました。長いメールの一部とはいえ了解なく引用したことを反省しつつGoogle mapでカラコルムを調べると真っ白けの雪景色です。海抜4693mのクンジュラブ峠はパキスタンと中華人民共和国「新疆ウイグル自治区」の国境にあります。友人は「息が出来るだろうか」と冗談まじりに心配していますが、富士山のてっぺんから更に1000mも上がった峠なんてぼくには想像もできません。
で思ったことですが、たぶん息はできるけど「禁煙禁酒!」まじめにトレーニングせねばと申し上げます。小さな経験ですが、学生のころ槍ヶ岳3180mの山小屋にたどり着いたところで頭が痛くなりました。日本の夏山だからと舐めてかかったのが間違いで振り返って思えばあれはまちがいなく高山病の初期症状でした。
石鎚山頂2013.08.06
四国の最高峰は石鎚山1982mですが、日本アルプスには3000m級が21座もあります。標高2500mあたりで森林限界になりハイマツの間をまだらのライチョウがヒトを恐れもせず歩いていました。頂上ちかくで腰を下ろしリュックから缶ビールを取り出すと泡になって半分くらい消えました。深呼吸しても胸のあたりがすかすかです。
9月初旬の東京で登山の荷物を整えながら考えました。100m上がるにつれ気温は0.5℃下がるので3000mだと15℃ 、4600mなら23℃!!もの温度差がある、そんなことは理科の時間に習ったのでアタマでは分かりますが、ヒトの想像力ははかなくて、くそ暑い日に毛糸のセーターをリュックに入れる気はしないものです。で⇩こんなカッコで登ってしまい、狭いテントに男2人で枕を並べましたが、背中が冷えて眠れず、安物の寝袋にちぢこまり、うとうとしては目が醒めたものでした。
たった1枚残っていた学生時代のぼく
こんな格好で槍ヶ岳に登ったらしい
そこで得た教訓です。人間には、痛い目に遭うまで理解できないヒト、知の世界をすいすい取り込めるヒトの2種類ある。痛い目派のぼくは知らない山へ入るとき身構えますが、すいすい派の友人は初めての山でも地図を広げて時間を測り、見たこともない山小屋が確実にあることを信じてさっさと歩けるのでした。地図がまちがっていたら、山小屋がなかったらということは考えないようです。
21世紀の人間は、スマホがあれば切符が買える、飯さえ届くという魔法の世界を生きていますが、火山が大噴火したトンガのごとく海底ケーブルが切れたとたん闇に放られることだってあり、利便と危機が背中合わせであることは言うまでもありません。
今日は1月27日だから北タイ在住の友人は、広い農地の片隅にポツンと立つお屋敷にもどり、農の原点とスマホ世界を行きつ戻りつしていることでしょう。恐るべき技術を掌に載せ、その足で畑仕事に向かうのだから彼の中には都市と農村のふたつの人生が混在しています。その奇妙な空間を渡りながら4600mの峠を越え、人権問題(ありていに言えば虐待と収奪)で世界に問題を投げた「ウイグル」に向かうのだそうです。目前の風景と掌の抽象が電子世界でどう結ばれるのか、誰にでもできる旅ではないので興味津々です。
ネットで「カラコルムハイウェイ」を検索すると
現地を通過した日本人が旅の迫力でいろいろ書いています
道の検問所でAK47が見えた
山賊だ、急げ!という文脈で
シャングラ峠への悪路で出会った乗り合いバス。満席になると若い男性客は、後部にぶら下がったり、屋根の荷物置き場に乗る。こんな悪路で振り落とされないか、心配だ。(こちらのミニバスの車内から撮影)
写真・文ともネットのブログより転用
日本のハイウェイとはかなり様相を異にしていますが、イスラエルはテルアビブに駐在し、死海のほとりのヨルダン川西岸を車で行き来した彼にあってみれば、どってことのない道かも知れません。ただ、エベレストを目指す登山家でも時間をかけて高度順応するそうなので、高山病と低体温症にはお気をつけください。
2022.01.27記 つづく
付記
「3回目接種、埋まらぬ予約」と題し
毎日新聞がワクチン接種の不人気を
ファイザーとモデルナの対立構造に落としています
Yahoo!ニュース1月27日7:26現在
読者の投稿欄ではメディアの偏向もしくは
意図的な情報操作を見抜いた善男善女が
初回2回目とは違った意見を述べています
「4回打ったイスラエルは人口あたりの感染者数が世界トップ」「バイエルのCEOが~30年間一度も成功しなかった遺伝子組み替え治療薬ですからパンデミックのおかげで世界中の方々から治験データを得ることができました。感謝しています、と」「政府は~オミクロンの第2変異株が既に国内でも発見されていることを発表していない」「私はワクチン接種を2回しておりましたが、先日39.5度の発熱でコロナ陽性となり、ホテル療養中です」「情報開示が全くないのも不安になります。今までの実績としてコロナで亡くなられた方とワクチン接種が原因で亡くなられた方はどちらが多いのですか?」「去年の接種後からの異様な超過死の多さ。10月までで6万人オーバー」「なぜモデルナ3回目は半量なのか。なぜ1、2回目は全量だったのか」「23歳の知り合いの女性は2回目のワクチンを打ったあと生理が2ヶ月なかったそうです」「娘がコロナワクチンを打ったあと慢性蕁麻疹を発症して半年経ちました」「ブースターすればするほどウィルスはなんとか生き延びようとし感染が広がりやすい形態に変異します」「ワクチン接種で重篤な後遺症が若い世代に発生していることをマスコミは一切報じないしSNSでは削除されてしまう」等々
テレビ紙の新聞ネットニュースはワクチン押しですが、押されて打って疑念を覚えた人々の膨大な声が書き込み欄を埋めています。どのサイトもそうであるようにYahoo!ニュースも癖のある配信元ではありますが、GoogleニュースやMicrosoftニュースにはない書き込み欄を開放しています。ネットの本質は双方向の意見交換にあるはず、記者とデスクが記事を作る時代は過去のものです。ただ何が正しくて何が間違っているのか訳の分からない時代ではあります。ご興味の方はご自身でご判断ください。
K君ご無沙汰コメントありがとう
お元気そうで何よりです
M君東京の封鎖はまだまだ続きます
お気の毒としか、
kさん
お元気ですか