福江島 200827
いくらか南洋を思わせる緑に包まれ
福江島 200830
ホンダクロスカブ110ccで
福江島 200827
朝から晩まで走っていると
海が見え、島が見え、橋が見え、
福江島高浜ビーチ 200829
沖縄でも先島でも見たことのない
とんでもなく美しいビーチに
まだ夏休みだという土曜日の午後
遊泳客の影が3つ見えました !
福江島玉之浦ビーチ 200829
海は澄み、空は青く、森は緑、
塵ひとつない砂浜に人の姿が見えません(^^
福江島玉之浦 200829
ヒトが手を触れていない純粋な原生林は地球上どこにもないと言われますが、ひょっとすると島には残されているのかも知れません。人口34,000人の福江島もここまで来ると人影はまばら、仕事場は海だからヒトが森に入る理由が見当たりません。山には電線がなく、スギの植林もなく、あるべき樹種があるべき姿で海岸林を形成しています。
バイクで高知の海沿いをとことこ走っていると照葉樹の森を剥いでソーラーパネルを並べた恐ろしい光景に出くわします。太陽光発電は置いてよいところといけないところがあります。それは個々の担当者には分かっているのでしょうけれど資本が暴走すると手がつけられなくなるようです。
ぼくらが若いころ技術の進歩は人類に幸せをもたらすと習いました。しかし今や技術が暴走しモノが増え人間に敵対するかのごとくです。必要以上にモノを持ったからといって嬉しさが増すわけでもなく、むしろ現代人はモノの不足に憧れるようなところさえあります。マンションに宝物を詰め込んだ人が、リュックひとつで山奥に入り一所不住、無一物の真似をするのは、モノでは満たされない精神性を取り戻したいからでしょう。わずか一世代でこれほどの変化を味わった人類は僕たちが初めてです。
200906 記 つづく
補記
旅をしたからといって何があるわけでもありませんが、台風10号が奄美大島から五島列島に向かう今、電線は唸り、丸畑を囲む樹木は葉を散らしているだろうなと頭の中に絵が浮かびます。漁師の船は1隻ン千万円だからあれだけ気象庁に脅されたら生きた心地がしないだろう。風速70mが直撃したらお世話になった民宿はどうなるのだろう。おかみさん大丈夫だろうかとまあいろいろ思いますね。どうかご無事で。